【相模原SGミニ】年末のご挨拶

【相模原SGミニ】年末のご挨拶

いつも大変お世話になっております。
SEAGULLSの阿部です。
いよいよ年の瀬も迫り、お忙しい日々をお過ごしのことと存じます。
本年は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

子どもたちの様子で言えば、コロナ禍の影響で活動期間が短くなったものの、どの子と組んでもコミュニケーションを取れるようになってきました。
「子どもが育つバスケコミュニティの醸成」もSEAGULLSとして目指すところの一つもありますので、とても嬉しい状況でもあります。
バスケに関しても、著しい成長を感じております。
ゲーム中、顕著に変化していることは、「相手や仲間を見て考え判断しプレーができる」ことが増えてきたことです。
特に速攻のオフェンス時のディフェンスとの駆け引きは、高校生顔負けの判断力があります。
一緒に試合をしているとわかりますが、ディフェンスがどう動くかを判断してからプレーを決めるので、簡単には止められないと一緒に手伝ってくれるSEAGULLSのコーチたちとも話しています。
「バスケは相手や仲間ありき」の基礎的な考え方や意識がこの時期に定着することも狙いの一つでもあるので、こちらもとても嬉しいことでした。

少し話が変わりますが、年内最終日にSEAGULLSのトレーニングコーチの高橋がSEAGULLSの指導に来ていました。
彼は10数年一緒にSEAGULLSの指導方針などを構築してきた仲間でもあり、相模原ミニ指導方針や方法も彼がドイツなどで学んだものを参考にして実施しています。現在はトップチームのコーチもしているので、指導後に一つ質問をさせてもらいました。
「河村くんはどう?」
そう、1年生ながら東海大のインカレ優勝に主力として貢献し、特別指定選手として横浜ビー・コルセアーズに河村勇輝選手についてです。
身長的には恵まれていないものの、大学、B1リーグで活躍できる彼を知ることは、育成世代を指導しているうえで必ずプラスになると思っていました。
聴いたところ、身体操作、向き合う、取り組む姿勢、考え方、やはり一流だと感じたとのことでした。
やはり高校生ながらもあの舞台で結果を出せる選手は違うものだと感じました。
その話を聴きながらも、少し前に見た河村選手の父親との話の記事も思い出し、あらためて確認しました。
内容としては「子どもの自主性を重んじた上で環境をきちんと整えてあげたい(一部抜粋)」など、SEAGULLSとしても大切にしてきたことに通じるものでした。
もし興味があれば、URLを記載しておきますので、ぜひご確認ください。
https://number.bunshun.jp/articles/-/846035

これまで培ってきたものが少しずつ、バスケ界のトップや考え方にも通じるものだとあらためて実感した年ともなりました。
これもひとえに保護者の方のご理解、ご協力と、子どもたちの素直さ、多様性、何よりも主体性と可能性に助けられたと感じております。
本当にありがとうございました。

来年も子どもや保護者の皆様とともに、バスケコミュニティとしてさらなる環境の構築に尽力していきたい所存です。
そのために、子どもの成長などに関してもまたお話もさせていただきたいとも考えています。
引き続き変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
向寒の折から、お体を大切に、どうぞ良いお年をお迎えください。

相模原SEAGULLSミニ
阿部 努