「バ」の字
新しい仲間も増え、新年から活気があった相模原ミニ。
みんな楽しそうにバスケに励んでいました。
相模原ミニにはこのSEAGULLSでバスケを始める子もたくさんいます。
まだ始めたばかりだと、ゲームでどう動いていいかわかりません。
仕方がありませんよね。
でも、一緒にプレーするとやきもきしてしまうこともあり。
ある男の子もそうでした。
新しく入った子がうまく動けずにいて、やきもき。
それを見ていた仲間が言いました。
「俺らもああだったじゃん」
そう彼らも2年前ここでバスケを始めたのです。
始めの頃は、ボールを持って何歩でも歩いてしまう、シュートはリングはおろかボードにも当たらないなんて当たり前。
それでもたくさん練習して、今ではシュートはもちろんレイアップ、パスにカット、レッグスルーまで決めてしまいます。
仲間の一言で、ある男の子は笑顔で言いました。
「そうだったな」
そのあと、パスを積極的に出す、動きを指示するなど、新しく入った子がうまくいくように、プレーや行動をしていました。
2年前、バスケの「バ」の字も知らなかったような子が、今では立派なバスケットマンです。
そういった成長を見れることも、相模原ミニの醍醐味ですね。