年末の挨拶

年末の挨拶

 2018年、本当にお世話になりました。
 ありがとうございました。
 簡単ですが、練習の様子や所感なども報告させてもらいます。
コーチから言うことではないかもしれませんが、とても楽しかったです。これは毎回スタッフ全員が感じています。もちろん、子どもたちと一緒にいたことも、練習したことも楽しかったですが、何より一番は、子どもたちの成長が本当に楽しかったです。コーチが大声をはらなくても、しっかりと取り組めること。自分たちで考え、ともに行動できる仲間がいること。それらを楽しめること。本当に素敵です。
 練習内容的には、10月までは動きづくりの多様な経験と主体性を発揮しやすくなるための居場所づくりを中心に行ってきました。11月からは少しバスケの要素を強くした練習も取り入れてきました。その成果は着実と出ています。お気付きになっている方もいるかもしれませんが、リバウンド的な練習をした時には、ゲームの際のリバウンドが増え、パスの練習をした時にはキャッチミスが、ドリブルの練習の際にはドリブルミスが減り、視野を広く持つための鬼ごっこをやれば、スペース取りが良くなるといった成果が毎回出ているのです。これにもスタッフは毎回驚かされています。
 SEAGULLSミニが目指すところには「より自由で多彩な動きの経験を経て、自ら学ぶ姿勢と適応力、対応力を磨き、動きの実践力を高める」といったものがあります。簡単に言えば、「新しい動き(練習)がすぐできるようになる」ということです。この能力が身についてくれれば、これから新しいテクニックやスキルをたくさん吸収できます。何よりそれらは、これからの成長期を迎え、体ができたあとの上達の礎になるとも考えています。結果が出るのは数年先になってしまいますが、すでにそれが楽しみでもあります。
 これもひとえに保護者の皆様のご協力とご理解、何より見守ってくれているという安心感の賜物だと感じております。今後もたまに参加を(急に)促したりするかもしれませんが、変わらぬ寛大なお心でご対応していただければ幸いです。来年もどうぞ宜しくお願い致します。
相模原SEAGULLSミニ
阿部 努